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多汗症(たかんしょう)とは、体温の調節に必要な範囲を超えて、発汗が異常に増加することを指す症状です。
多汗症の原因にはどのようなことが考えられるのでしょうか。
大きく分けるとふたつに分類できます。
まずひとつめの原因は、多汗症の裏に大きな病気が隠れているケースです。
代謝機能や自律神経などが障害される病気が潜んでいる場合には、汗をかきやすくなり多汗症のような症状を引き起こします。
この場合、全身性の発汗が見られることが特徴です。
次に考えられる原因は、体質や生活環境によるものです。
肥満体質や過度なダイエット、生活リズムの乱れ、性格的に神経質だったり、緊張しがちなタイプだったりと、ストレスを溜めやすい状況下に身を置いていることが、多くの原因のようです。
こちらは上記とは逆に、手足などに部分的な発汗が見られることが多いようです。
多汗症の治療法のひとつとして、ボトックス治療がありますが、このボトックスとは、アメリカのアラガン社が販売している製剤で、FDA(米国食品医薬品局)にも承認された医薬品です。
ボトックスはもともとは多汗症治療用ではなく眼瞼痙攣や斜視などを改善する治療製剤でした。
多汗症のボトックス治療法は、汗が多量に出る部分にボトックスを直接注射します。
ワキガの原因になるアポクリン汗腺の働きは抑えられませんが、その場合でも多汗症をボトックスによって発汗の量を減らし雑菌の繁殖減らすことは可能です。
施術時間は5~10分と短く、カウンセリングを受けたその日に手術することもできるくらいです。
またアレルギーの心配もありません。
入院も通院もなしで、術後の痛みや腫れもほとんどありません。
治療後すぐに普段どうりの生活ができます。
効果があらわれるまでは、数日から1週間ほどかかります。